露 Dew お誕生日ディナー in 台中
今年のお誕生日ディナーは子連れで行ってきました。気になってたお店だけどコロナでなかなか行くチャンスがなかったお店。
Google情報からはお店の雰囲気がよくてコンチネンタル創作系レストランかと思いきや…(´⊙ω⊙`)
香辛料たっぷり、オリエンタルな融合を五感で楽しめるお店でした⭐️
まさか人生初の食材を頂くことになるとは…
なかなかのチャレンジになりました。
一階にはオープンキッチンに面したバーカウンターの席が数席、2階もこじんまりしていて、絵画と白樺の柱が印象的。スタッフが絵画の簡単な説明をしてくれます。子どもたちは白樺の柱に小さな蛇口を発見して大喜び😄 こういう細工結構好きで、私もニヤニヤテンションあがる⤴︎
着席したテーブルには…
ボーディングパス⁈⁈
1026便 🇩🇪フランクフルト発 🇨🇦カルガリー行
🇨🇦カルガリーのポストカード⁈⁈
『みなさま、本日は1026便フランクフルト発カルガリー行きをご利用頂きありがとうございます。(階段を指差して)非常口あちら、お手洗いは奥の扉を押して…』
スタッフの口調がまるで客室乗務員に😄
ボーディングパスの裏はメニューでした🤗
カルガリー行きというから、カナダ料理かと思いきやそうではなく、シェフのカルガリー旅行での思い出を詰め込んだメニューとのこと。
だから、メニューも何だかストーリー風。
メニュー見ても全く料理の想像できず、???これは旅の前のわくわく感に似てるのかな。
いざ、出発✈️ …いや、いただきます😋
① This is Day1,before the zucchini altimatum
左、グリーンピースタルト?外側はクリスピーな薄いパイ生地に蝶豆花で染めた紫色のプルプル食感を重ねて。香りのいい胡椒がよく効いたグリーンピースのプチプチとサクサクが合う。
右、カニが可愛い🦀
カニの上には薄い生姜の皮で包んだ小さなラビオリ。生姜の風味はないけど、さっぱりさわやかなカニとハーブの風味がふんわり口に広がる。美味しい。そして、いよいよ🦀七味のような唐辛子パウダーがまぶしてある、中は空洞のクラッカーでした🎉
②Soup
ココナッツの器がなんとも可愛い。器裏のどんぐりの支えもいい感じ。
目の前で、このゴマドレのような液体を南部鉄器風茶瓶で注いでくれる。
スープ?のイメージとは違い…
茶色はキノコ類を煮出したエキスの冷たいジュレ、ゴマドレのような液体はココナッツベースのクリーミーソース。真ん中にはナッツの食感残るペースト。混ぜ混ぜして頂きます。
口にした瞬間南国を感じる🏝ナッツの食感がいい感じで、噛めば噛むほど、キノコのジュレと混ざりあって味に深みが出てくる。
③Honestly,we were craving for the calamari after the talk of Italy
イタリア旅行の話をしたら、イタリアのイカフライが食べたくなったと、回想メニュー🇮🇹
機内ででくわした人と、旅先の話しに花咲いて思い出す記憶…あるよね〜
だが、ただのイカフライではなかった。
ザクっと一口、中にイカは感じず、上にのっけたタルタルソース風の中から🦑が…ザクザクの衣の中からはスパイシーピクルスヨーグルトソースがたら〜り。辛い〜🌶
ショットグラスには黒麦を発酵させた、ビールもどき🍺アルコールはないので、子どもも一緒にカンパイ🍻
今日のお供…
バッタのラベルが印象的な
スペイン産自然発酵白ワイン
④It was meant to be a vegetarian savory pie,but it's okay,just hush about it.
ホタテのお刺身、グリーンカレー風味のクリームソースで頂く。添えてあるのは、タピオカを油で揚げたおかきのようなカリカリ。ディルやレモングラスなどの香草がまったりさわやか〜
⑤I had some aromatic herbs left over...into the oil they went
えびペースト、サンドイッチ、キャビア添え
エビのフレンチトーストみたい。
⑥今回一番の芸術作品
目の前で、ソースを注いだ瞬間、お皿に海が出現🏖
シェルはなんとペースト状の手作り!!中からイクラが現れまるで真珠!
びっくりはまだまだ続く…砂浜の砂のようにみたてた白っぽい粉状のかたまり。口に含んだ瞬間、昔海辺で遊んだときにうっかり口に入り込んだ砂をかみしめたような感覚に陥る。何だかなつかしい。
とはいえ、不快感はなくほんのりしょっぱいじゃりじゃり心地よい歯応え。えびにサンゴに、ピクルスを丸くくり抜いたパールが今日のバッタワインによく合う。
⑦ズッキーニとカボチャペーストロール黒ニンニク添え ズッキーニフライアイスバー柚子胡椒ソース
柚子胡椒ソースがピリッとさわやかに鼻にぬける
⑧I would have if we had the carrots to make a Japanese curry
これまたびっくり、お皿ににんじん畑が出現🤣
土食べれるよー🤣
そして、発見してしまった‼️
ホンモノ⁈コオロギ⁈
食べるの⁈
子どもたちテンションMAX🤣
まさかこんな不意打ちでコオロギ食べることになるなんてーーー‼️
後に知らされた…添えられたグリーンサラダのお花畑の中にもコオロギペースト🦗
ギャーーー🤣
人生初コオロギ…口に入れて噛み締めた瞬間身体に変な力が入り、膝にかかったナプキンを握りしめ、目も開けられず思わずジタバタしてしまった…。
カリカリ、小エビのフライの様な…ほんのり甘みが…あぁこれがコオロギか……身体がブルっとふるえた。
ごちそうさま。
⑨鳥の巣
コオロギ冷めやまずまま、目の前に現れた鳥の巣…🤣
何だポテトポタージュか。あぁ一安心。
⑩鮑とズッキーニ巻き
あぁ、わかるよ。来た瞬間もう私の目は一点に釘付け。ね、あれじゃないよね。まさかね。でも似てるんだよね。黒い点々。
思わず、宣告される前に飲み込んでしまいたい衝動にかられた。
ぶどう好きの妹は真っ先にぶどうをパクり🤣
ん⁇‼︎
ぶどうにシナモンをかけてカラメリゼした様なお味。このありさんたち、タイの山奥で毎日香辛料食べて育ったんだって🤣だからシナモンのような風味豊かなんだって🤣
11フライドチキン、揚げたてなのでお気をつけてお召し上がりください!
コオロギにアリときて、一安心。子どもたちも喜んでパクリ‼️
えぇぇーええーぇえ
っつっめたぁーー‼️
なんと、アイスクリームでした🤣
もうみんな笑うしかない🤣
どこか遠くにベーコンを感じる風味のアイスに、キャラメル味の骨も食べれちゃう‼️
シェフの勢いはまだまだ止まりません。
12メニューには骨髄の文字…
よかった…マシュマロ風味のデザートでした。骨髄の名からはほど遠いバラの花香るナッツとクリームがなんとも優雅なお味。
13玉手箱⁈
もうここまでくると何が何だかわからなくなってくる。びっくり箱でも玉手箱でも何でもありえるぞ。
箱を開けるとトトロの世界だった…
もはや、何が食べれて何が食べれないものなのかもよくわからない🤣
サプライズは続く…
どんぐりかじったら口の中でジュース爆発🤣何⁈
あぁ、何だか素敵な冒険始まる森の中に迷いこんだような時間でした。
不思議な出会い〜♬
お会計時、知らされた事実。
楽しんでいただき何より!実は12歳以下のお子様受け付けてないんですよね。今回初のお子様連れでした!
鈍感な旦那はお店側のゆるやかなお子様お断りを、強行突破したようだ🤦♀️
去年の誕生日には財布を忘れ…
毎年何かしらあるよね。